麻雀の符計算で最も混乱しやすいのが、ピンフツモの扱いです。通常、ツモ和了には2符が加算されます。ところがピンフの場合、この2符が例外的にゼロになる。
なぜか。ピンフは「符がつかない手」という美学を持つ役だからです。順子のみ、両面待ち、役牌以外の雀頭──これらすべてが「符を発生させない」ことを条件に成立している。その精神を貫くために、ツモ符すら免除される。結果、副底20符のまま固定。ピンフツモは常に20符です。
ピンフツモの点数は、1翻20符で子のツモが400/700。親のツモなら子各700。「シヒャク・ナナヒャク」──この独特な響きは、麻雀を打ち始めて最初に耳にする点数申告のひとつでしょう。